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ミニバン車中泊 目隠しの選び方

    「目隠し」「カーシェード」は車内で人目を気にせず、安心して過ごすための車中泊の必須アイテムです。快適な車中泊のために目隠し選びのポイントをまとめてみました。

    車の目隠しを選ぶ(作る)時のポイント

    1. 光を通さないこと
    2. やわらかい素材であること
    3. できれば車内の空間を圧迫しないこと
    4. すぐに剝がれてこないこと
    5. 目隠しした後の出入りが快適なこと

    まず、光を通さない素材であること。

    ご存じの通り、ほとんどの車はほぼ360度開口しており、いわばスケスケです。

    特に夜間、車内でスマホを見たり明かりをつけたりすると、外からは驚くほどクッキリ見えてしまいます。見られるほうも落ち着かないし、見えちゃったほうもきっとなんだかなーという気持ちに・・・。

    サービスエリアなどで車中泊する場合は、駐車場の照明や移動する車のヘッドライトで意外とまぶしいというシーンも多いです。 ゆっくり自分たちのペースで寝起きするためには車外の環境になるべく左右されない目隠しがあると安心です。アルミ素材や少しクッションの入ったものだと断熱材の役割も果たしてくれるのでより快適に過ごせると思います!

    しゃもじは明るくなると、楽しくなってみんなを起こしちゃうよ

    迷惑・・・

    続いて、柔らかい素材であること。

    慣れない車内は狭いですし、ふいに目隠しが外れてしまったときに、自分たちや犬たちに落ちてくる、ということもあるかもしれません。昼間の収納のことを考えても段ボールのような素材で目隠しするよりは、あたっても痛くない素材のほうがおすすめです。

    そして、車内のスペースを圧迫しないこと。

    先代・レガシィ時代の我が家は上部のアシストグリップに洗濯紐?!をぐるりとまわして洗濯ばさみでカーテンのように布を張っていた時期もありました。これなら家にある布と100均グッズでできあがりますし、窓のサイズを緻密に計測する必要もありません。

    「とにかく簡易的に目隠しして泊まりたい」という場合は十分かもしれません。

    しかし、経験上、布系の目隠しはきれいに張らないと車内空間を圧迫してきます。ミニバンは比較的スクウェアなシルエットですが、SUVなどの場合は車両が台形=下に向かって広がっているシルエットの車種も多いと思います。このような車種の窓に布を張るのは難易度が高く、ただ選択紐に布をひっかけるだけだと、布が垂直に垂れることで車内のスペースがとても狭くなってしまいます。

    布やカーテンタイプの目隠しは車内のスペースを狭く感じさせてしまうかも?!

    狭い車内で快適に過ごすには、窓枠にピッタリとはめ込むタイプの目隠しがおすすめです。目隠しは、DIYで作る方法もありますし、車に合わせてきちんとカットされたものも市販されています。

    我が家はDIYが面倒なので、ステップワゴン専用の目隠しを購入しました!ちょっと高価でしたが、これは本当に便利で大満足。車中泊の準備も解体も格段にスピードUPしました。特にわくわくゲートの形状にピタッと装着できる気持ちよさは嬉しくなります。

    市販シェードの使い勝手や注意点が気になるときはこちら

    ここで意外と重要なのが、目隠しが朝まで剥がれてこないことです。目隠しがぺローンと剥がれてきてしまうと、気になって結局眠れません。窓枠にはめ込むタイプの目隠しは窓に吸盤で貼り付ける方式が多いですが、このタイプは吸盤の吸着力がきちんと機能するかがポイントです。そもそも吸盤の力が弱いという場合もありますが、車内の窓には、くもりをとるための電熱線やTV電波をとるための線状のアンテナなどが張り巡らされていることがあり、その部分には吸盤がくっつかないことがあります。

    吸盤で貼り付けるタイプは、電熱線やアンテナとの干渉に注意!

    どうしても吸盤が張り付かないときは、簡易的にマスキングテープで止める方法や、吸盤の固定位置にあらかじめ吸盤ベース用シートを貼っておくなど対策しておくと安心です。

    最後のポイントは、目隠し後の出入りが快適なこと。

    車中泊では、目隠しした後にもお手洗いに行ったり飲み物を買いに行ったり、我が家の場合は犬のお散歩に行ったり、車からの出入りはけっこうな頻度で発生します。完璧に目張りした!と思っても、その後の出入りが難しいと快適な車中泊になりませんので、ここは想像しどころです。

    レガシィ時代は全面を布でぐるりと覆っちゃったから、めっちゃ出入りしにくかったよね・・・

    目隠しに注力しすぎて、ほぼ車に閉じ込められていましたね・・・

    その点でも、各ドアを独立して開閉できるタイプの目隠しが便利だなーと痛感しています。

    ステップワゴン専用のカーシェードを買って大満足していますが、収納時はけっこうかさばる、というのは注意点かもしれません。布タイプやアルミ保温シートでの自作なら、折りたたんでコンパクトに収納できるのがメリットです!

    布やアルミシートは、たたんで収納できるのが便利!

    市販のカーシェードはけっこうかさばる。

    我が家の家族構成であればステップワゴンで目隠しの収納に困ったことはありませんが、実際かさばっているのは事実です。もっと荷物が多いご家族だと、収納がかさばるのがネックになるかもしれません。

    収納方法が気になるときはこちら

    とはいえ、使い勝手は抜群で満足しています!買ってよかった!

    【おさらい:車中泊目隠しを選ぶポイント】
    ・遮光性と断熱性があること
    ・やわらかい素材であること
    ・車内の空間を圧迫しないこと
    ・はがれてこないこと
    ・目隠しした後も車への出入りが簡単にできること

    以上、車中泊の目隠し、カーシェイドを選ぶ時のポイントでした!

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