犬連れくるま旅 東名高速EXPASA足柄の上下線を比較

    本来、高速道路のサービスエリアというのは、目的地の進路方向に設置されている設備を利用するのが当たり前。ですので、上下線の設備の比較をされても、進行方向が違えば寄りようがないのであります。とはいえ、最近のサービスエリアはサービスエリアそのものをちょっとしたレジャーの目的地に設定できるポテンシャルがあり、実際に我が家は関東近郊のSAまで「犬の散歩」や「車中泊」に赴くことがあります。

    そうした時には、「上り線」か「下り線」か、どちらを選ぶか比べてみるシーンもあります。

    yuki

    いつも利用している高速だと、上下線のSAの設備の違いってなんか気になる時あるんですよねぇ。わたしだけ?

    この記事では、東名高速EXPASA足柄の上下線の設備をまとめて比較してみました!

    この記事はこんな人におすすめ
    ・犬連れ旅に優しい休憩場所を探したい
    ・EXPASA足柄(上り・下り)の違いが気になる
    ・EXPASA足柄(上り・下り)のお風呂の様子が気になる
    ・EXPASA足柄(上り・下り)のドッグランに遊びに行ってみたい
    ・関東エリア郊外で車中泊できる場所を探している
    ・箱根エリア、富士五湖エリアのレジャーで車中泊できる場所を探している

    目次

    東名高速 EXPASA足柄の基本情報

    EXPASA足柄は、東名高速の東京インターチェンジからおよそ85㎞の静岡県御殿場市付近にあるサービスエリアです。

    上下線ともに設備が充実していて小型車500台以上の駐車スペースがあり、サービスエリアに直接アクセスできる「スマートIC」や高速道路を使わず利用できる「ぷらっとパーク」も完備しています。

    なかでも特筆すべきは、

    ・日帰り入浴ができる
    ・ドッグランがある
    ・お散歩コース(緑地や公園)がある

    というところ。ですので、犬連れで遊んだり車中泊したりするにはうってつけのサービスエリアと言えます。

    しゃもじ

    お天気がいいと、富士山も見えるんだよ!

    足柄SA(上り)から臨む富士山

    上下線、それぞれについて詳しい基本情報は、以下の記事でレポートしています。

    上り線(東京方面)をもっと詳しく

    下り線(名古屋方面)をもっと詳しく

    EXPASA足柄のドッグラン 上下線比較

    EXPASA足柄のドッグランは、上下線でだいぶ様子が異なります。一番大きな違いは、上り線のドッグランは1面のみで体格や犬種による区分けはありません。一方、下り線のドッグランは、2面用意されており、特に全犬種用(中型・大型犬用)のドッグランは高速道路サービスエリアのドッグランとしてはかなり広い面積となっています。

    広いエリアで走り回れる下り線の全犬種用ドッグランは大型犬や元気の良い子に人気で、ぷらっとパーク利用の地元のお客さんも含めて賑わっている印象です。しかし、下り線の小型犬用ランはそれほど混み合っていません。

    上り線のドッグランは、どちらかといえば小型犬を中心にいつもワチャワチャしている印象があります。

    yuki

    お友達犬が多い方がいいのか少なめの方が安心か、うちの子の性格によって「使いやすいラン」が違ってきますね

    EXPASA足柄 ドッグラン上下線比較

    上り(東京方面)
    下り(名古屋方面)
    • フィールド:1面のみ 体格によるフィールド分けはない
    • 地面:人工芝
    • 日陰:なし
    • 起伏:あり ゆるやかな丘陵と階段
    • 駐車場からのアクセス:よい
    • 混雑具合:小型犬の利用で賑わっている。
    • アジリティ:あり
    • ナイター照明:あり
    • 水、足洗い:あり  
    • フィールド:2面 全犬種(中・大型犬)用と小型犬用に分かれている
    • 地面:人工芝
    • 日陰:比較的多い
    • 起伏:なし
    • 駐車場からのアクセス:遠い
    • 混雑具合:全犬種用のほうが賑わっている。小型犬用は利用者少なめ。
    • アジリティ:あり
    • ナイター照明:あり
    • 水、足洗い:あり

    上り線(東京方面)ドッグラン

    下り線(名古屋方面)ドッグラン

    上り線のドッグランは日当たりが良く、冬はあたたかく過ごしやすいですが夏場は直射が厳しい環境です。

    下り線の小型犬用ドッグランは少し日影(木陰や建物の影)があります。下り線の全犬種用ドッグランは、直射対策が必要な環境です。

    (※画像では、天気や時間帯の差があってちょっと雰囲気が分かりにく申し訳ありません)

    EXPASA足柄のお風呂 上下線比較

    つづいて、日帰り入浴できるお風呂の設備に対いて上り線・下り線を比較してみます。

    お風呂も、広さや営業時間、混雑具合など、上下線で特徴が異なります。(女性用のお風呂を実際に利用した個人的なレポートを含みます)

    EXPASA足柄 日帰り入浴 上下線比較

    上り(東京方面)
    金時湯
    下り(名古屋方面)
    あしがら湯
    • 営業時間:12:00~翌日10:00
    • 料金:平日730円、土日祝日760円
    • 浴槽:1つ(内湯のみ)
    • サウナ:あり
    • 眺望・露天風呂:なし
    • 泉質:高濃度炭酸泉(人工)
    • 洗い場:6か所
    • 混雑具合:割とすんなり利用できる
    • アメニティ:充実
    • ドライヤー:あり
    • 休憩所:あり
    • 営業時間:10:00~翌日8:00
    • 料金:平日730円、土日祝日760円
    • 浴槽:3つ(うち1つは水風呂)
    • サウナ:あり
    • 眺望・露天風呂:あり(半露天)
    • 泉質:富士山湧水の沸かし湯
    • 洗い場:4か所
    • 混雑具合:入場制限がある
    • アメニティ:充実
    • ドライヤー:あり
    • 休憩所:あり

    まず、営業時間が異なることが要注意ポイントです。夜に利用する際はどちらもOKですが、朝風呂派の場合、下り線(名古屋方面)はAM8:00までとなります。

    どちらのお風呂もアメニティが充実しており、入浴料にはハンドタオルの料金も含まれています。女性のお風呂には「クレンジング・化粧水・乳液・洗顔料・シャンプー・リンス・ボディソープ」が準備されていますので、メーカーにこだわりがなければ本当に手ぶらで入浴できます。

    上下線を比較すると、全体として、リラックス系の設備そのものは下り線(名古屋方面)のほうが充実しています。お風呂には半露天風呂がありますし、日帰り入浴以外にも足湯カフェやキッズスペースなどの設備があります。

    ただ、女性のお風呂は下り線(名古屋方面)の方が圧倒的に混んでいます。平日の利用は問題ありませんが、週末やレジャーシーズンは、夕方から夜中にかけて入場制限がかかることがあり、制限のある状態で入浴すると、お風呂場の中でも洗い場待ちやドライヤー待ちなどの状況が起きている場合があります。

    せっかくのお風呂、ゆっくり浸かってリラックスしたいときは時間帯をずらすなどの工夫が必要かもしれません。

    yuki

    個人的には、車中泊明けに浸かる上り線の朝風呂がシンプルで好みです。

    まとめ

    EXPASA足柄は、上下線ともに犬連れ旅や車中泊に優しいサービスエリアです。ドッグランの広さや日当たり、お風呂の営業時間や混雑具合などに上り線・下り線の特徴がありますので、進行方向を問わず選べる環境なら気になる方を利用してみたり両方に立ち寄ってみたりするのも楽しいかもしれません。

    一緒にごはんを食べるときは、上り線だとテラス席が充実していて、下り線だと建物の後ろ側に座って休憩できる階段広場があるわよ!

    EXPASA足柄 上り線の遊歩道をお散歩

    東名高速道路を使う際の参考になれば嬉しいです。

    ※上記は執筆時の情報です。詳しくは公式HP等を参照してください。

    上り線・下り線をそれぞれもっと詳しく

    足柄SA 上り線

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    目次